Edge Shaping
連日能力全開で削らしていただいております
精神集中の中では思考は悟りに近くて自分を外から見ているような
状態と言えば良いのか、すごい速さで考えながら手が動いていく
そんな状態です、ファイルのほんの少しの引っ掛かりがとても不愉快で
ゾーンから引き剥がされるのでそれがとても気になります
僕のエッジシェイプの基本から考えると納得しきれなかったのが
フラットキャンバーのシェイプなのだが今日その答えのヒントが見つかった
ロッカーとレールのバランスの問題なのだが、長い間考え続けたことに
光が見えた気がしている、シェイプに終わりはないのだがこの考え方で
組み立てるとトライフィンもシングルもクアッドもツインフィンでさえチューン次第で
表せられると思うのだ、サーフボードの考え方ではなくスノーボードの
考えの中での組み立てでサーフボードの滑り感とターンの感触を再現する
ことが今の目標なのでそこに少し近づけたかと思っている
アップレールからボキシーへもしくはダウンレールとVeeの組み合わせ
これはサーフボードでは常識だが僕たちは雪の上で逆サイドカーブと極めて
繊細に大きくフレックスするレールとエッジに乗り込んでいるわけで
だからそのまま同じ考え方では解決できない状態が出てくるのは当然で
スノーサーフボード独自の考え方を構築していかなければならなかった
分かっていたはずなのにサーフボード理論に逃げていたと言われても
仕方がない、現状としてソールのコンツアーにおいてはサーフボード的
もしくは乗り手の嗜好によって形状を決定していくがそこにつながる
レールとエッジに関しては別の事象として捉えないとシェイプのゴールが
見えなくなってしまいかねないと考えている、自分の中ではとても良い感覚の
考え方が見えたのでこのようなブログを書いているのだが、この先この考えが
変化していく可能性が無いわけではなくむしろ変化していくもの進化してくものだと
思っている、今日自分に降りてきた閃きが削り続けている自分に対する
ご褒美だとすれば、それはとても嬉しいことでさらに考え続けろという
啓示なのだと理解して明日も削り続けるのだ
MAGICFILEMAN
追記
この話は今まで行ってきた削り方が変わるのでは無いのでそこは安心してほしい
今まで行ってきたエッジシェイプの手順とアプローチのやり方が進化したと
理解して頂けると嬉しい、長年自分に問いかけている3Dシェイプの新しい解釈
と一つの回答だと思っている