北大雪ー旭川ー白馬ー秋田 そしてまたTUNE
こんな親父の駄文でも楽しみにしていただいている方々が
いらっしゃるらしく、嬉しいことです、ありがとうございます
なるべく頻繁にと思いながらもなかなかアップできません、申しわけありません
長いロードから帰ってきてすぐにTUNEにはいりました
雪に乗ってからの感覚は板にも伝わるようで、板の訴えが良く見えてきて
楽しく削れています
今日は何か忘れているな?と思ったらインタースタイルとSNOW EXPという
横ノリ業界総出の展示会初日でした、俺も業界人の端くれなので一応顔出しぐらいは
しようと思ってますので、2日目の明日あたりに変装して行ってみようと思っています笑
で何が書きたかったのかというと久しぶりに長い時間いろいろなシチューションで
滑っているとまた見えてくるものがあるという話
もう何回書いたか忘れたぐらいだけどスノーボードの滑り方はまあサーフィンもそうだけど
ものすごく難しい、サーフィンは見た目と自分の感覚とすぐに板から落ちちゃうから
比較的にわかりやすいけど、最高に上達が難しい
でスノーボードの滑りもやっぱり難しくて、いまだに誰かに教えてもらうとメソッドが違っていて
滑りの迷宮にまっしぐらはよくある話だと思う
ましてや教えてくれているのが有名ライダーであったりカリスマスノーボーダーであれば
間違っていることなどあり得ないと思うわけで普通のスノーボーダー達はなにが正解なのか?
さらに迷える子羊状態になってしまうということなのです
まず整理しなくてはならないのは、基礎スノーボードとスノーサーフ的ライディングは
別物だということなのですが、ここでもう誤解が生まれます両者の基本的な滑走技術は
同じものを使っています、ただ違うのは谷回りと山周りの長さの使い方が違うということ
使っている板が別物ということも大きな要因ですが、平面斜面とバーチカルを伴った
3D斜面を楽しむという違いも大きいと思います
そしてパウダーですね新雪の面つる斜面 誰もがにっこりの斜面ですが、ここに罠があります
乗れているライダーはここでも谷回りとストールと前後のバランスを使い分けて滑りますが
一般的には山周りとスライドターンで全てを解決しようとするので横向きすぎて
止まったり埋まったりしますね
パウダーこそ本当は滑りの本質が問われると思っています
で今回ロングロードで気が付いた思い込みの修正点は、、、
ターンのクロスオーバーはいつでも重要でどのライダーも大切だというのですが
いまいち説明が明確でないことが多いです
目線の運びはトーからヒール、ヒールからトーでタイミングが同じではない
書いてて気が付いたが足裏の面の意識が必要なのでつま先とかかとの意識は
すでに違う、そしてさらに重要なのはトーションの意識
前足と後ろ足は違う動きをしています、それは足首から膝そして股関節
に連動して運動しています
板を立てることで全てが解決できると考える方が多いと思います
じゃがいも斜面、硬いバーンの上に乗ったボコパウなどで滑ると
抑えが効かない転びがちの方は立てる意識の方が多いと思います
俺もすぐにそこに戻ってしまうのですが、いい先生に恵まれているのか
転ばされて思い出します笑
今回のツアー中に思い出したこと改めて気が付いたこと、なぜ腰が
板の上に乗るのか?乗せるのではなく、自然に乗る
つねに運動を続けて動いていることも重要、関節が動かないで
体が立ったまま滑っている人が多いです、全てはリンクしているので
目線、トーション、内傾角、軸、足裏感覚、全部つながって運動しています
僕が思う理想の滑りはこれがすべて流れるようにつながり動き続ける
滑りです、今回のロードツアーであらためてその部分を確認できました
旭川と白馬と秋田の乗り手達とのセッションで与えてもらった
滑りのニュアンスを我が身の中で反復して理解したいと思います
滑りの本質、核心はほんのわずかな部分です、だから解りにくく
外からの映像などでは解明できない部分でもあります
今一度滑りを見直して、次のステージに上がりたいですね!
俺にできるのはチューンですが、みんなの滑りが上達できるように
常に考えてチューンしています、さらに上を目指しましょう!!
少し疲れが取れるともう滑りたいMAGICFILEMANでした