open week

雪滑り好きの間では雪が遅い暖かすぎるなど聞こえていたし

自分の感覚でも少し暖かいなぐらいに思っていた

だが落ち着いて考えてみるとこのぐらいの季節の進み方が本来の

進み方で秋が来たのか?わからないうちに冬に突入みたいのが

ここ数年続いていたので、感覚がずれていたらしい

日本のスキー場の本来の営業は12月中旬からが普通で北海道で

12月初旬だったはずなのだ

ところが人工降雪技術の進化により11月中にopenしなければ

ならない的な風潮となり日本で一番早くopenするスキー場合戦と

なった気温はどうであれ巨大かき氷製造機とスプレー霜製造機を

駆使して冷えたもしくは人工的に冷やした斜面に天の川状に

幅50M距離300Mから500Mぐらいの滑走斜面を作り出す

確かに滑ることはできるし、いち早く滑走感覚を取り戻したい

方々には最高のアクティビティとなっている

環境保護、気候変動対策などの観点から考えれば、大量の電力を使用して

滑る楽しみのためだけに浪費することの是非はあると想うが

人が遊び活動し生活を営むこと自体が自然環境にインパクトを与えて

いることは否定できない、それをすべて無しにすることはもちろんできないし

遊ぶこともまた無しにはできないのだ

僕は人工スキー場を否定しないし降雪機も使うべきだと思っている

だがそれも使用できないほどに自然が変動してしまえば人間の力では

どうすることもできなくなる、僕たち雪を滑り波に乗り遊ぶ種族は

そのどうしようもなくなる前にこの遊びが少しでも長く子供達の

世代にもつながっていくように努力をしていくことが使命であり目的なのだ

ともう一度考えながらこの冬を迎えてみたいと思っている

いま2021/11/21日曜日あと2日後の火曜日の夜から優勢な寒気が降りてくる

次の週末27日にopen予定のスキー場関係者はホッとしていることだろう

今週は日本中のスキー場関係者にとって幸せな雪が届くことを祈っています

だがこれは来週だけの話でその翌週の12月初旬はもう一度暖かくなるらしい

つまり日本の季節感は本来の形に戻りつつあるということなのだろうか

12月中頃から3週間降り続くような素晴らしい冬の始まりを期待しているのだが

母なる地球はどのような冬を用意してくれているのでしょう

MAGICFILEMAN