歴史

スキーにはとても長い歴史がある、生活の移動手段として発達したはずと記憶している

一方暇つぶしと太古においては賭け事に使われたらしいサーフィンとはその始まりから

ベクトルが違っていたはずだったが、両者がスポーツという衣をまとったあたりから

軌道修正が行われ、今では同じ匂いのする遊びと解釈されているらしい

スケートボードはその歴史の中で何度もスポーツにされそうになりながらも

音楽とファッションの影に身をひそめながら着実に文化を構築している

おそらく極めて少ない面積の中での自己追求型の探求が目的の遊びであるが故

バカなふりをしながらその実IQが高いところに持っていくすべを学んでいる

この3種目がまさかオリンピックの競技となるとは思ってもみなかった

スキーはともかく不良の遊びがオリンピックだ、世も変われば変わるものだ

スキーが生活から遊びにそして競技となったときから道具の手入れが始まった

はずで、それが今のチューニングに繋がっている

であるならば、サーフィンもスケートボードもチューニングの世界に入っていくのは

明確だ、最先端のサーフボード、テイクオフの早いスーツ、今の何倍も反発の強い

デッキ、止まらない速いウイールなどちょっと考えればいくらでも出てくる

もっともサーフもスケートもすでに大会もあるわけだしいまさらな感じもあるが

国の威信をかけての競技ともなれば話は別だろう

それぞれの遊びが持つ文化を失わないようにしながらの発展を心から

望んでいる、フリースキーがカウンターカルチャーならサーフィンとスケートは

最初からカウンターカルチャーだった、そこが大きく違う点だろう

毎日お預かりした板達との対話が続いている、スノーボードは何に向かって

いるのか?その答えは皆さんが持っています、冬は目の前です