湿雪とザラメ雪と汚れとの付き合い方を考える

南岸低気圧はそこそこ通過するのだが、日本海を通過する低気圧が少ない

つまり南風が吹き込んで来ない、いつまでも冷たい風が吹いているので

気温が上がりきらない、こんな感じのシーズン終盤

それでも雪は春に変性していい感じのストップを作り出している

大陸からの黄砂が少なく感じるがどうだろう?

花粉系の雪垢もまだあまり浮いてないようだ、そんなゲレンデコンディション

BCもまだ雪は白いようだし、ちらちら雪も降ったりするので気が抜けない

もう降雪はいらないのでしっかりしたザラメになってほしい

フィルムクラストは春まで頑張って登った方々のご褒美だからいましかない

このタイミングを山で体験すれば春がハイシーズンと同じぐらい楽しいことが

理解できると思う

例年通りストップ対策のSPRING MAGIC 液体ワックスは各地で役立っているようで

一安心、もちろん全てのコンディションで完璧に滑らせることはできない

それでも先日くらった上から下までフルストップでもなんとか滑ることができた

自分で作っておきながら仲間にこれ滑るね!と言って笑われた

実はもう一つのワックスをテスト中で、年明けから様々な雪で試している

脱出用ではなく楽しむ系の快適追求ワックスだ、なんとなく答えは見えてきて

来シーズンには発表できると思います

とにかく自分はワックスのラインナップを少なくわかりやすくしたいので

次々に新製品を出すと増えすぎてしまいますからどれかの代わりになる

可能性もあります、お楽しみに!

前回のポストでなんとなく発表したチューンのテストは今の所かなりいい感じです

やはりビベルとダリングと生きたエッジ、コンタクトポイント、キャンバー

とフラット、ドームとフラットすべてが繋がっていて、パズルのようです

当たり前ですがノーズから始まるソール、エッジはテールまでカーブを描いて

繋がって流れていきます、とくにサイドウォールとソールに支えられたエッジは

とても美しいカーブを作り出していて、削りながら見入ってしまうことも

しばしばです、ソールの形状はやはり重要ですが触りすぎてもダメですし

そのままでは乗れません、整えてから乗っていただきたいと思っています

もう春が来ると呟いてから三週間ほど遅れた春は桜が追い越してしまうほど

遅れています、来週からでしょうか?暖かい春のゲレンデに行ってみようと

思いました

MAGICFILEMAN