曲がりながらねじれる
なんのこっちゃ?と思うか?そうなんだよと思うかはあなた次第
雪面に刺さり沈みながら走り氷を切り裂いていく箱状の金属を想像する
実際には箱ではないのだが、外から見ると箱に見える
エッジという金属の働きを想像してみてほしい、板のたわみに追従しながら
ねじれの始まりを作り、それを板に伝えながら、テールに向かって連続した
変化するカーブを作り出していく
大きな荷重がかかれば、コアの方向に凹むこともありながら、デッキに向かって
ソールと違う動きをすることもある
大変な仕事をこなしている金属のラインなのだが、滑りだしてしまえば
意外とそのことは忘れられがちだ
エッジの表面もエッジの際もその形状も変化し変形することで機能している
板とエッジと対峙する時いつもそのエッジが雪の中で動き続けることを
想像して、整えている
雪は遅いが、必ずくる、最高の瞬間を待ちながら、今日も板と話をしていた
終わりのないエッジと板との対話、ねじれが頭から離れ無い、その瞬間を
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