始まりからスノーサーフィンだったこと

Mr SNOWBOARD ジェイクバートンが天国に召された

その生い立ちから歴史を亡くなられる数ヶ月前に自分で記録してあった

とBURTONのHPでは発表されていて、その文章を読ませていただいた

ジェイクが子供の頃に欲しがったクリスマスプレゼントがサーフボード

だったが違うものがプレゼントされて仕方なくスナーファーを

買ったことが書いてあった、これがのちのスノーボードに

発展していくことになる、ジェイクはサーフィンがしたかったわけだが

いかにしてスキーのテクノロジーを使って苦労してスノーボードを作ったのかも

書いてあった、つまりスキー場でこの変わった乗り物を認知してもらうために

リフトにも乗れ全てのピステで滑走できる道具になるための努力が解説してあった

話がそれるが僕は個人的にスノーサーフィンはないと言い続けてきたが

それは単にサーフィン至上主義とか一緒にして欲しくないだとか

そういう考えで言っていたわけではない、だが自分自身でも釈然としない

説明しきれてないところがあった

今回ジェイクの文章を読んでいて腑に落ちた部分があった

ミロビッチから始まったと言われている神聖なるスノーサーフライドは

そのままの形で山の中で密かに信仰されていればまさにスノーサーフィン

だったのだが、スキー場を利用してスキーと同等にあらゆる雪質と斜面を

滑るために、スノーサーフボードであることを忘れることで

スノーボードになり性能は飛躍的に向上して、業界は一気に発展した

ということなのだ、だが神聖なるスノーサーフィンをどこかで忘れずに

いた人々が再びその世界観を表現したことが

いまのスノーサーフムーブメントの根っこになっているのではないか

と思ったからだ、なにを今更と言われると思うが

間違いなくスノーボードブームの熱狂のなかで密かに冷ややかに

ブームを見つめていたスノーサーファーたちがいたのだ

そのヒッピーの匂いをまとった者たちは必然的に山を登り

自然地形のなかに波を見つけ、スケートボードを嗜むものは

ランプをまたはボウルを見つけ出したということだ

そこに必要だった道具としての板に極めて古典的であるがモダンでヒップな

香りがするGENTEMSTICKがはまったということなのだろう

僕の勝手な解釈なのでご容赦願いたい

つまり始めからスノーサーフィンだった、だから今更これがスノーサーフィンだと

定義されると違和感を感じていたとそういうことだったということなのだ

GENTEMSTICKは他のメーカーと何が違うの?

それを知るにはサーフィンとスノーボードの歴史と文化を調べ理解する事

だと思っています

GENTEMSTICK創始者、玉井太郎が最初にスキーを嗜み、その後サーフィンを信仰し

スノーボードに出会った、まずこの流れがあったからGENTEMSTICKのデザインが

生まれたのだと思う、MOSS SNOWSTICKの田沼氏がそうであった様に雪の中で

サーフィンがしたかった、これに尽きるのではないかと思う

おそらくJAKEもその考えはあったのだが、それよりも優先したのは乗りやすく

誰もが楽しめるスノーレジャーとしてのボードの開発だったと言うことなのだ

その考えがあったからこそ、今日のBURTON社がありスノーボードビジネスが

存在できているのだ、大きくなりすぎると何事もひずみが生じて最後は破城する

JAKEがその道筋を付けていったからこそ、その周りでスノーサーファー達は

マインドを持ち続けていられたし、テクノロジーの恩恵にも授かれた

僕たちは皆JAKEの子達なのだ

偉大なスノーボードの始祖であり創始者JAKEは今も天国で最高の斜面を

滑り続けているでしょう  Ride On JAKE

 

このブログは昨年の12月に書き留めておいた下書きに加筆した文章です