多分ここからが本番デス

MAGIC WAX 今期テスト販売を行いました、トップシーズンにおいては概ねパラフィン独特の

滑り感を実現できてよかったと思って居ます、簡単で持ちがいいパラフィンだけのWAX

動物系、植物系などを自分でテストしながらパラフィンの奥深さに完全に持って行かれて居ます

こう言ってはなんですがハイシーズンは大外ししなければ大概のWAXは滑ります

僕が求めているのは、独特の滑り感というか、抵抗の感じというとWAXで抵抗かよ!でしょうが

競技用ではないコントロール下にある滑り感を求めています、ようは気持ちの良い感覚ですね

ホットワックスでかけ終わりに深みのある艶がでて温度追従域が広めのWAXができたと思います

まだまだ勉強しながら、アップデートを繰り返しますのでよろしくお願い致します

さてさてお題の話に戻りますと

パウダーシーズン終わりにさしかかり、何言ってんだこのオヤジと思われましたでしょうか?

はい!その通り既にお山は終盤戦、うすらパウダーに当たれば、あなたはラッキー!

そんな季節がやってまいりました、毎シーズン頭を悩ませるストップ雪

解決策を考えてはテストなのですが、その年毎に汚れの種類が変わるので、できたと思っては

だめだ〜〜〜の繰り返し、現在ひそかに発売中のスプリングマジックも2シーズン春にテストを

行い、悪くない結果が出てますので今回販売に踏み切りましたが、この春にどんな結果が出るのか?

どきどきワクワクですよ〜〜なにしろ相手は毎シーズン素性が変化してしかも時系列で地形と

絡みながら逃げ回り、しかも天候と温度によっていきなり居なくなったり、強力に力を持ったり

と本当に妖怪とはよく言ったものだと名付けた方にエールを送りたいです

やつらの変化に合わせて僕の考え方も変わってきまして、なんとか滑らすから、なんとか掴ませない

に変わってきてます、掴ませなければ、あとは滑走技術とストラクチャーでのりきると言った考え方です

あいてはテフロンのフライパンでも掴んでくる奴らですが現在フッ素から完全に縁を切りましたので、

その問題で頭を悩ませてます、まあフッ素を林の中に振りまくよりも、ストップして苦労する方が

環境に優しそうなので、距離は短くてもヌルッと抜け出してくれるスプリングマジックのテストと

アップデートのために今シーズンも岩手と白馬、青森にでかけます、春の短い時間の中でどれだけの

テストが出来るのか?再び妖怪との戦いのシーズンです fileman

補足です、ザラメ雪に浮いた水分と汚れには効果のあるスプリングマジックですが、里が雨で高温の時

山は一見雪に見える雨の時ありますね、こういう時濡れたティッシュのようなボサ雪が乗っかります

ゴーグルが雪でなく水滴にやられる状態の時は、残念ながらスプリングマジックも効果が弱くなります

掴ませない成分が大量の水分に吸い込まれてあっというまに消えてしまうためです

その場合は生塗りの柔らかめのワックスで滑走面を保護しながら、スプリングマジックを塗ってみてください

そのままよりはもちが良くなりますもちろん春ストラクチャーは必修です、スリックタイヤとラジアルタイヤ

ぐらいの差が出ます、チューンに出される時はオールシーズン用で良いので加工しておきましょう

もっかの目標は雨雪でも滑れるワックスです、フッ素が解決策として早いのですが

フッ素を使わずどうやって水と戦うか?頭の痛い問題ですが頑張ってこの春色々と試してみます