各チューンナップコースの説明その2

雪が遅れてみなさま気分がソワソワだと思います

雪の降る量はだいたい決まっているので、多い年少ない年は

あるのですが、個人的にはこのぐらいの感じが普通の年の

降りかただと思っています、クリスマスで滑れなかったら

それは暖冬なんで、北に向かうしかないですね

今はただ待つしかない、板でも眺めて気分を上げていきましょう

ということなんで、今回はカテゴリーBのご説明となります

カテゴリーAでニュートラルに戻った板をもう少し操作性の向上

を狙ってエッジチューニングを行なっていきます

ターンの入り口の動きやすさ、パウダーの中での立ち位置の確実性

ハンドリングを容易にして、ターン後半の角付けを伸ばしていける

このような目的で調整していきます

具体的にはサーフボードにみられる、アップレール、ダブルエッジ

リバースVeeなどを組み合わせて、削っていきます

特にノーズとテールのロッカーに組み合わせるVee、ベースビベルですね

がとても重要だと思っています

フラットキャンバーとキャンバーではターンしている時のボードの

たわむことによるエッジの変形率が違うので、特にキャンバーの

場合はビベルの調整がシビアになってきます、もちろんフラットキャンバー

はさらにセンシティブで乗り手の技量と求めるタッチによって

慎重に削っていきます

エッジをシェープする時に一番大切なのは、ソールの状態です

揺れていたり、変形したままでは基点がないのでファイルをきれいに

かけることが出来ないのです

そのために理想的にはストーンを使って正確に削り出すか使い慣れた

サンディングマシーンで削り目をみながら修正していくのです

前にも書きましたが、板は一本一本すべて出来上がりが違います

それをチェックして良い状態に作り上げる最終作業がチューンナップ

だと思っています、皆さんの大切な板を最高の乗り味に仕上げることが

僕の目標なのです、次回はその3スープリームについてです

いつになるかな?   MAGICFILEMAN