ストラクチャー3
恒例春の八甲田合宿もう一つの約束の沢巡礼から無事帰還いたしました
ここに向かえる口実を作ってくれるP社の敏腕営業マンとわがままを笑って
聞いてくれるガイドクラブの隊長にはいつもお世話になりっぱなしで
今回もただ歩いてるだけのダメ親父状態でしたが、なぜか尾瀬のガイドたちが
全員集合で妖精のナチュラルなギャグをどこで笑おうか考えてるうちに
頂上を3回繰り返して松ヤニの頂に立たせていただきました
一緒に遊んでいただいた皆様本当にありがとうございました!
去年に比べて3割ほど雪が少なかったですが、その分斜度も深さもある沢に
なっていました、去年はここをスプリットで今年はインポッシブルで
滑りましたが、今回イメージした板はBIG FISHでした、来年はその辺りで
チャレンジしてみたいと思っています
心配していたチューンは上手くマッチして機能してくれました、食いすぎず
抜けすぎずのエッジとやはりストラクチャーが効いていて
全行程でストレスなしの滑走状態を保ってくれました、ザラメの横滑りでも
鳴かず、汚れストップザラメではノックしても捕まれることなく、突破できました
ここ何年かテストを繰り返した、幸せな到達点のストラクチャーの目が
できてきたようです、この目はパウダーでも効果があり、春にも役立ちます
やはり春はまずストラクチャー次に汚れを落とすことそして汚れをつけにくい
滑走材の相乗効果で滑らせるのが良いのでは?と思っています
スノーボードはノーズの先端からテールの先まですべてが機能して滑走します
そのどこをどうすれば気持ち良くイメージした滑りに近ずけるのかを考えながら
板を調整します、イメージするエッジとソールそして無限に変形する滑走中の
ボードのねじれとたわみ、今一度磨くことにこだわっている自分がいる
ソールもエッジも滑る磨きは奥深く、切れるだけではない滑る生きたエッジと
操作性の良い止まらないソールが存在する技法は日々進化する追及は終わらない