TUNEのお話など、、、

前回酔っ払って書き込んだので、乱暴な感じの書きなぐり系だったと反省

で少しTUNEのお話などをしてみようかな、、

結構前にも書いた記憶があるのだけれど、スノーボードの板はかなり

ばらつきがあるということ、たとえ最高品質の日本製GENTEMSTICKといえども

最終的な仕上げは手作業で行われるので、やはりばらつきがあります

海外製の板に比べればほぼ設計通りなのですが、北米の板やヨーロッパ系は

すごいことになっている板もありますまあ今回はそのあたりのお話ではなくて

今日チューンした板のお話、僕に限らずチューナー達は板を触る前に必ず

ソール形状をチェックしてフレックスを確かめるはずです

そしてロッカーの正確さとキャンバーの深さなどをチェックします

今日の板は、基本的には緩やかなコンベックスで構成されるはずなのですが

フラット基調でコンベックスが少し現れる感じでした

こういう場合はソールからわずかに削り込みますそのうえでソールのカーブから

繋がるエッジをシェイプします、ですので極端に言えば、シェイプは全て板から始まり

形状は無限にあるのです、もちろん基本となるシェイプの形は存在します

それをチェックした板の形状に落とし込んで削っていくことになります

また僕は削り終わった板にテープでmodel名を入れますが、数値は入れません

僕の中ではレーシングスノーボードではなくスノーサーフボードにおいて数値は

意味をなさないと思うからです、感じていただけるカービング感とスムーズさを

つねに意識しています、走りすぎず快適な速度領域も意識の中にあります

すべてはバランスであり機械的な考えの向こうにある有機的な乗り味を

目指しています、多分到達点はないでしょう、変化し続け進化していくものだと

思っています、同じ数値の板が変化していくようにシェイプもまた変わっていかなければ

ならない進化していかなければならないものだと常に意識して作業をしています

貴方と共に雪の中に遊べる板の造形を作り出せたなら至福の喜びです

日々精進し続けます

明後日からスノーボーダーに戻り思考を整理するために大雪の雪にまみれてきます

ありがとうございます

MAGICFILEMAN